2021年04月13日

これだけは知っておきたい合同葬の基本的知識

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合同葬は遺族と企業が合同で行う形式の葬儀と言えます。基本として事前に密葬は行わず、遺族の個人葬と企業の社葬を一緒に行うといった感じです。だから社葬みたいに故人を荼毘した後で、対外的に別れの場を用意するという訳ではなくて沢山の仕事関係者が参列する葬儀と言うことが出来ます。

あと大規模災害により多数の死者が出た時に被災者が合同で営む葬儀も含まれます。あと通常の葬儀の際には遺族の代表者が喪主となり、葬儀を執り仕切りますが合同葬の場合は会社側と遺族が協力して行うのが特徴です。その時に喪主とは別に施主と呼ばれる葬儀費用の負担や葬儀の運営を担当したり、喪主をサポートする役割を立てますが、通常の個人葬ではその役割に該当する人物は存在しません。

あとメリットを説明すると、故人を社会的に見送ることが出来る点です。それから遺族の葬儀に対する費用や手続きなどの負担が減る点も挙げることが出来ます。他にも通常の葬儀と同様に通夜や告別式を行うので、仕事を介して長年の付き合いがあった人に最後に直接顔をみて別れをすることが可能です。

それに対してデメリットは社葬+個人葬といった形式となる合同葬は参列者が多く、焼香台を沢山用意してもゆっくりと故人と別れを惜しむことは出来ません。あと短時間で多くの準備をしないといけないので、時間的なスケジュールが大変です。社葬なら密葬の1ヶ月後から2ヶ月後と準備する時間がありますが、1週間くらいで全ての準備をしなくてはいけません。


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